■ 下天は夢か幻か |
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この講義開くにあたってはまず「原稿かきかき」から始めたんだけど、どうしても記憶だけではアヤシクなってくるから今まで読んだ本なんか読み返してみたのよ。
これがまぁ時間かかっちゃってさ。なんだかんだで思い立ってからここまで辿り着くのにさえ1年くらいかかっちゃった。 |
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それだけやってこの有様とは・・・。完成には何年必要なんだろ??
でも一度読み始めるとついついそれまでしてたことを忘れてしまって読みふけっちゃいません? |
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そうそう、片づけなんかしててもそうだよね〜。写真見つけたり・・・ |
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古い洋服なんか着てみたりなんかしますよねー。 |
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ウエストがきつくなってたりしてブルー入ったり。。。。ってそうじゃなくって! |
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あれ?違うんですか? |
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本を読んでるといろいろな説があるんだよね。
その中から自分が一番納得できるものが自分にとっての説ってことになるんでしょうけど、今回いろいろ読み返すと自分の考えとは全く違うお話の中にも「なるほどねー」とか思うようなのとか、客観的に見るとそうなんだろーなーっていうのがあるのよ。
そういう意味ではこの講義はやっぱり偏った考え方になってしまったというのが全体通しての感想なんだな。
作っててそれはずーーっと思ってた。 |
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真実は一つだと思いますが確実な証拠が無かったりしますからね。
邪馬台国論争なんてそれの最たるものでしょうけど、時代が遡れば遡るほど真実の判別が難しくなってしまいますもんね。 |
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上っ面しか書いていないけど教科書に書いてある事が全て真実かって言うとそれも怪しい。
ここではなるべく教科書なんかには書かれないようなことを出してみたつもりだけど、どうだったのかな〜と不安になったりもしてるんだ。 |
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不安?珍しいこともあったもんだ。 |
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うっさいよ!ホントのわたしはウブで小心者なのだ。 |
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否定はとりあえずしませんが肯定は死んでもしません。 |
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へぇんだ。いいもん。
−−−とにかく、決定的な証拠って言うモノがなかなか出ないんだよね。古墳とか発掘・調査する機会でもあればいいんだけど現在天皇陵はそういうことをやっちゃいけないって決められてるの。
世界最大といわれる仁徳天皇陵もそれは明治時代に「この古墳は仁徳天皇の墓である」って決められただけで科学的根拠に基づくものじゃないんだ。
こういうところをもっともっと明らかにしていけば日本の歴史観も変わってくると思うんだよ。 |
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今では仁徳天皇陵と言うよりも大仙陵古墳と呼ばれてるようですが。 |
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でも一般的には仁徳天皇陵で通ってるでしょ?
教科書にも出てる足利尊氏の肖像と言われててるものもあれは高師直って説の方が有力なんだけど、依然として尊氏ってことになってるじゃない。前の1万円札の聖徳太子なんかもそう。
状況的にアヤシイと思えるようなことでそれが科学的解析ができるようなものならやっていくべきだと思うんだけどなー。 |
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自分たちの根元に関わることですもんね、それに誰が困るわけでもないんですし。 |
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うん!お役所の英断を期待したいところだね。 |
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そういう部分を「見ないこと」としてきたって意味では、わたしたちは戦後民主教育と言われるモノを受けてきた世代だけど、ある意味皇国史観っていうものから逃れられていないのかもしれませんね〜。 |
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皇国史観的なものを肯定することはもちろんのこと、否定することによっても皇国史観というものを顕在化させてしまうおそれがあるんだよね。
そういうことはなるべく避けたいって言う考え、「見ないこと」としてきたのにはそんな理由もあるんだけどね。 |
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難しいんですね。
でも全てを「悪しきモノ」としてしまってはならないような気がします。 |
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そうね。いろいろな情報の中から何を取捨選択していくか「選ぶ目」を養うことの方が重要な気がするよね。
皇国史観だって歴史の見方のひとつだって認識さえあればね、わたしもっと日の目を見てもいいって思ってるよ。正しいか正しくないかは目にする個人個人が判断すべきなんじゃないかな?ってね。 |
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学校教育でそういうのを教えるのは考えものですが。 |
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ただね、戦争責任問題とか従軍慰安婦問題、南京大虐殺の一件もそうだけど、もうちょっと考えることができる教え方しないとだめよ。
誰々がA級戦犯として処罰されたとか、○○っていう問題があるとかそんなことを知っても意味がない。
A級戦犯とはこれこれこういうくくりですとか、従軍慰安婦とはこういうものですってことを言わないと。
じゃあそのくくりはおかしいんじゃない?とか、軍の体系を知っていれば慰安婦で賠償が!とか言ってることへの疑問とか出てくるはずなのね。 |
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こんがらがるんじゃないです? |
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詰め込み式教育がだめって言ってるのは誰だっちゅーのよ。教える方が一方的な見方しか教えない(教えられない)のに、生徒側だけに創造性だとか自主性だとか望むなんて間違ってるよ。
だからなおのこと村下ゼミとしては「考えること」を常に投げかけていきたいと思ってる。
さて、長々と語っちゃったけどとりあえず今期の講義はこれでおしまい。また来期でね〜ってことでよろしくて? |
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まだやるつもりか・・・ |
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ん?返事がないなー。よろしくて? |
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はいはい |
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返事は一回でよろしい。 |
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ほ〜い。 |
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・・・まぁいいわ、好き勝手に書いてきましたけど厳しいツッコミがあったり変わった説に影響されたら大幅に替えてしまうかもしんないわよ。ポリシー無いから、わたし。
あと書き足りないところもあるし、定期的なチェックは必要よね。 |
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自分で言うか。 |
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わたし的にはもっといっぱい講義を増やしたいんだけど、まだまだ研究不足でねぇ。 |
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しなくっていいんだけどなぁ・・・ |
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・・・終わったら覚悟しとけよ。 |
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ゲッ! |
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じゃみなさん、また会う日まで。ばいぶぅ〜(^ー^)/~~~ |
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あぁっ、終わるのはやめてぇぇぇ。 |
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さぁ、覚悟はいいわね。フッフッフ |
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ぎぃえぇぇぇぇぇぇぇ!!! |